3歳のお子さまの歯科診療内容

3歳になると乳歯が生え揃い、大人と変わらない物を食べられるようになります。この時期に注意すべきポイントは、やわらかい物やあまり噛まずに食べられる物を与え過ぎないことです。

きちんと「噛む」習慣を身につけられないと、丸呑みするクセがついたり、お口の周りの筋肉が育たず口呼吸につながったりしてしまいます。

口呼吸とはその名の通り、口で呼吸することです。鼻からの呼吸ではなく口呼吸がメインになってしまうと、歯並びが乱れたり虫歯や歯周病にかかりやすくなったりしやすいというリスクがあります。また風邪を引きやすくなるほか、アレルギーを発症する原因のひとつになるとも言われており、お口の中だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

このようなリスクを回避するため、当院では栄養士が食育の一環として、噛む力を無理なく育む方法をアドバイスしています。

お子さまにとって、集団での遊びは大きな意味を持っています。他人の意思を尊重することや、ルールを守ることなど、集団生活において大切な力を身につけられるからです。

そのほかにも生活習慣づくりや情操面の発育など、遊びを通して学ぶことは多くあります。

当院には保育士が勤務しておりますので、幼児期の遊ばせ方などを親御さまにアドバイスできます。